「もっと早く!」「誰よりも先にゴールしたい!」そう思うスイマーは、多くいることだろう。日々の厳しいトレーニングはもちろんのこと、トップスイマーの泳ぎを研究し、自らのフォームをも改造する。そうやって、少しずづ自己記録を更新していく。ショートカットなんかできない
厳しい道のり。それが、アスリートに課せられた使命といってもいい。
しかし、そんなピンと糸を張りつめたような緊張を続けていると、どうしても越えられない壁にぶち当たる。トレーニングメニューを変更し、さらに厳しい負荷をかける。関節の可動域を広げて、もう一度フォームの研究をする。それでも、越えることができない高い壁。そんな時、ひとつだけ突破することをアシストしてくれるものがある。ギア(水着)だ。
ただ、物凄すぎるスイムウェアというのは、かつてSPEEDO社が開発したレーザー・レーサーのような、使用禁止になるものを着用するわけにはいかない。ドーピングはもちろん公式では認められないし、心理的にもよくない。
そこで登場したのは、トップアスリート御用達のTYRが発表した、スピードスーツ「AP12」。FINA(国際水泳連盟)認可の最新ウェアである。最先端の流体力学を応用した技術が注ぎ込まれた渾身の一着は、超極細の繊維を超圧縮で編みこんであり、極力、水の抵抗を少なくなるように設計されてある。そして開発には、2011年世界水泳選手権で、背泳ぎの金メダリスト、カミーユ・ラクールをはじめとした、ゴールドメダリストなどの、そうそうたるメンバーが大勢、協力にあたっている。それが、TYRが世に送りだす最高のスイムギアAP12 だ。水中でベストタイムをたたき出すために、ありったけの科学と理論が集約された、究極の一着。これで、壁を突破できないことはなくなるかもしれない。AP12、要チェックだ。