米海兵隊の新型揚陸車両公開。平和利用にも使ってもらいたい。

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米海軍が艦船から陸上へと舞台を上陸させる際に使用する新型の揚陸車両を公開した。これは海兵隊戦闘研究所のプロジェクトで開発された「Ultra Heavy-lift Amphibious Connector (UHAC)」水陸両用超重量物運搬連絡車である。

水陸両用超重量物運搬連絡車(UHAC)

このUHACは、強襲揚陸艦の後部から出撃し、海上を運行、その後上陸して戦車や装甲車、そして海兵隊員らを展開させるというもの。しかし、映像を見る限りでは大きいけど「戦車は積めないのでは?」と思われるかもしれない。

実はこのUHAC、まだ二分の一のプロトタイプなのである。フルサイズでは、全高10フィートにもなり、180~240トンの搭載が可能になる。これは米軍の主力戦車を3台と海兵隊員、物資などを一度に陸揚げできるという。

実は、当初の開発段階では、大規模災害時に車両や物資を搬送するために開発されていましたが、最終的には戦場での輸送に優先的に採用されるようです。

たしかに3・11の際にも、瓦礫があったり倒壊したり、水没して接岸が不可能な港がありました。そんな時、救援物資を満載したこのUHACが上陸して来たら、一躍ヒーローになるでしょう。戦場でのヒーローではなくて。

 

動画を見る

参照元:US Navy

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