フィンランド空港でうっかり放置してしまった手荷物はどうなる?

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令和最初の夏、初めての海外旅行に出かける人は、外国の空港で旅行カバンやスーツケースをほったらかしにしないように注意してください。盗まれる危険もありますが、不審物とみなされるのも厄介です。フィンランドの空港運営会社フィナビアが放置された手荷物の扱いを紹介しています。

数分の放置でもダメ。何重もの検査を経て返却へ。

フィンランドの空港で過ごしている間は、旅行カバンやスーツケースを出発ロビーやレストランなどに置きっぱなしにするのはやめましょう。トイレや買い物で数分放置しただけであっても、ただの手荷物が不審物とみなされ、警戒警報が発せられます。爆発物によるテロを未然に防ぐため、空港職員とセキュリティスタッフとフィンランド警察が出動する事態になるのです。

ほったらかしにされた旅行カバンやスーツケースは厳重な検査を何度もクリアし、安全であると明らかにされるまでは持ち主に返却されませんし、空港の遺失物取扱所に運ばれることもありません。楽しいはずの海外旅行を想定外の時間ロスによって台無しにしたくないものです。フィナビアの幹部は「手荷物から目を離さないこと。常に手荷物のそばにいるように」とアドバイスしています。

不審な手荷物を見つけたら、空港職員に報告を。

フィナビアによると、手荷物の放置は週数回のペースで起きているとのこと。もし不審な旅行カバンやスーツケースを見つけたら、絶対に触らないようにしてください。他の利用客がうっかり置きっぱなしにしている可能性が高いですが、100パーセント安全とは言い切れないので、空港職員に速やかに報告しましょう。

 

https://www.finavia.fi/en/newsroom/2019/what-happens-unattended-baggage-airport

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