面倒な分別は不要!上縁とフタが一体化した紙コップが商品化へ

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12ドル(約1300円)~詳細ページ

コーヒーの紙コップとプラスチックのフタを分けて捨てることを面倒だと感じている人に朗報。米国発、上縁とフタが一つになった紙コップ『Unocup』の大量生産を目指すプロジェクトが今冬、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で公開されました。

3枚のフラップを内側に折るとフタになる

『Unocup』プロジェクトの起案者は、人が行き交う通りに捨てられたプラスチックのフタの量に失望し、新しい紙コップのアイデアを思いつきました。プラスチックのフタを使わなくて済むなら、それに越したことはありません。「プラスチックごみが海を汚している」という認識は世界で共有されています。

『Unocup』のミソは、紙コップの上縁が一般的な円形ではなく三角形である点、三角の形状に合わせて3枚の折り返し部分(フラップ)が付いている点です。フラップを順番に内側に折り、ツメを切り込みに差し込むと、フタが出来上がります。中のコーヒーを飲む・砂糖やミルクを入れる時は、ツメを外すように切り込み付近を押し、開いたフラップを外側に折ります。

1個あたりの価格は0.6ドル(約65円)

脱プラスチックに貢献したいコーヒーショップ関係者が注目してもおかしくない『Unocup』プロジェクトは12月中旬時点で、目標金額のほぼ倍に当たる2万7000ドル(約290万円)を調達しています。一番人気のリワード(資金提供に対する対価)は12ドルで20個の紙コップ。1個あたりの価格は0.6ドル(約65円)ですが、注文個数が増えるほど1個あたりの価格は下がります。

『Unocup』は未だに一般的なプラスチックのフタ付き紙カップに取って代われるでしょうか。商品化の行方が気になる人は公式サイト(https://www.unocup.com/)にアクセスしてみてください。

参照元:KICKSTARTER

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