男子がもっともこだわるアイテムと言えば、何をおいても時計以外にはないだろう。服装には大してお金を掛けなくても、こと時計になると、かなり本気という人も珍しくないはず。オモチャや超合金からは、すっかり卒業したけれども、やはり、あのどこか機械的なところに惹かれてしまうのだろうか。
そんな時計だが、下は100円すらしないものから、上は0を何桁並べているのか分からないほど高価なものまで、とにかくキリがない。「時計は時間が分かればいい」と言う人には、少し別の空気を感じてしまうかもしれないのだが。しかし、ウィンドウの前で、目をキラキラさせている男子が多いのは確か。
URWERK(ウルヴェルク)というブランドをご存知だろうか。斬新と奇抜なデザインから思わず目が止まってしまうムーブメントが特徴のスイスの時計メーカーだ。そのウルヴェルクから、新たに魚雷という名のついた腕時計が発表された。それが「ウルヴェルク UR-110 ZrN Torpedo Watch」(価格未定)。
一見、何時を示しているのか分かりづらい。これらは、内部に配置されている「魚雷」と呼ばれる3つのミサイルの形をした部分が示し、中心のタービンのような部分が、ムーンフェイスを表現している。かなり遊び心満載のデザインになっているが、時計としての機能もまったく失われていない。初めだけは、時間を測るのにコツがいるかもしれないが、慣れてしまえば自分だけのものになる。こういうところもまた、男心を掴まれる部分だろう。
ウルヴェルクUR-110 ZrN Torpedo Watchはしかも、全部で12個までしか製作されない、超・限定もの。ますます「やるなぁ」という感じだ。チャンスと機会に恵まれることがあるなら、こんなとてつもない逸品を身に着けてみてはいかがだろうか。ただし、前作のものが、400万円以上もするトンデモナイモノなので、自信のある方限定になってしまうかもしれないが。