ピカチュウでもアップルでもない…どのサンダーボルト?

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画像では“ピカチュウのしっぽ”にしか見えないが、よく見るとUSBの差込み口が。「USBハブ サンダーボルト」が米国・キッカーランド社から発売中だ。オフィシャルウェブサイトでの販売価格は15ドル。

インテルとアップルが共同で開発したThunderboltインターフェイスはUSB 3.0の2倍の速さでデータ転送が可能だ。しかしUSB 3.0の方が多くの機器に対応している。しかもコストも少なく済む。ThunderboltとUSB 3.0が融合したらどうなったか。従来のUSB 2.0ハブがベストという結論に落ち着いた。つまりキッカーランドは、実にまぎらわしい名前の製品を送り出したということだ。

ユニークな形で4ポートの「サンダーバード」は、データ転送で優れているUSB 3.0規格ではなく、従来からのUSB 2.0規格となっている。くどい繰り返しになるが、アップルがフィーチャーしているThunderboltと“ピカチュウのしっぽ”は無関係だ。

なお、キッカーランドはユニークな日用品を製造・販売している。モットーは「巧みにつくられたものは消費者の興味をそそる」「ハイテクなものは日々の作業を楽にする」「使いやすいものは消費者に幸福感をもたらす」。GIGAMENではキッカーランドの他のガジェットも紹介していくのでお楽しみに。

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