パズルが好きなネットユーザーに対し、米ニューヨークのデザインスタジオからの挑戦状。球体型組み立てパズル『ベン・パズル(Venn Puzzle)』の大量生産を目指すプロジェクトが9月、米クラウドファンディングサイト「キックスターター(Kickstarter)」で公開されました。
手先の器用さと正確さが必要、しかもずっしりと重い。
クレイグヒル(Craighill)が開発した、美しく輝く球体型パズルを組み立てるのは簡単に見えます。しかし手先の器用さと正確さが相当必要です。というのも、パズルを組み立てるには、ピース3片を組み合わせて出来る6個の点をピタッと合わせなければなりません。6個の点すべてを視界に捉えることは不可能。それだけに3片のピースがカチッとハマった瞬間、快感を味わえるはず。
『ベン・パズル』の直径は5.7cm。ビリヤードのボールとほとんど変わらない大きさですが、全く同じ形のピース3片を合わせると、重さは700g以上もあります。ずっしりと重いステンレス製のピースが手先に幾ばくかの狂いを生じさせるのは間違いないでしょう。重さがパズルの組み立てを難しく、そして面白くしています。
「頭を使うインテリア」として部屋に置いてみても。
『ベン・パズル』の大量生産を目指すプロジェクトは、締め切り直前である10月17日現在、目標額の約14倍に当たる13万9900ドル(約1570万円)を調達しています。バッカー(支援者)の数は1200人を超え、組み立てパズル愛好家が大いに興味を抱いていることがよく分かります。美しく輝く球体を「頭を使うインテリア」として部屋に置きたいと考えている人もいるかもしれません。
参照元:KICKSTARTER
この記事をシェア