世界最速の市販車と言えば「ヴガッティ・ヴェイロン」である事は皆さんご存じだろう。では世界一「加速が速い車」をご存じだろうか。世界一加速が速い車は、ケーニグセグ社のスポーツカー「アゲーラR」である。その記録は静止状態から300km/hまで14.53秒と言うものだった。
その記録に満を持して挑んだのが、「ヘネシー・パフォーマンス」が製造した「Venom GT (ヴェノムGT)」だ。コルベットZR1のエンジンを搭載し、そのパワーはなんと1260ps。コルベットZR1の超強力エンジンにロータス・エリーゼのボディを持つこの車が、アゲーラRの記録を破ろうと猛然と加速を始める。
挑戦は2回行われ、1回目が13.18秒、2回目が14.08秒。2回の平均タイム13.68秒が従来のアゲーラRの14.53秒をはるかに上回り見事世界記録更新となった。その様子は動画にも収められている。とにかく加速がハンパではない。
このVenom GT (ヴェノムGT)は製造に6か月の時間要するのだそう。現在世界に10台しか流通していないそう。ちなみにエアロスミスのスティーブンタイラーが所有しているそうだ。
Venom GT (ヴェノムGT)は、市販車世界最速記録の更新も視野に入れているのだそう。世界一に向けて「walk this way」だ。
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