世の中には「金持ち」と言うのが存在している。最近は某国の富裕層が日本の土地を買い漁っているとの情報もあるし、相変わらずオイルマネーで潤い、パトカーにコルベットやらフェラーリやらを買い揃えている国もある。
やはり世の中は金のようで、人生においても金持ちが「勝ち組」、貧乏が「負け組」と言うようである。我々庶民からすれば、眉間にシワを寄せたくなるような話だ。
2878万円の値が付いた高級バイク
「1939年型ヴィンセント HRD 998cc シリーズA ラパイド」は、あるオークションで2878万円の値が付いたことのある超高級バイクだ。非常にレトロで、年季を感じさせるデザインとなっているが、これがマニアたちには絶賛されているらしい。
1939年と言えば、日本の元号で言うと昭和14年である。日本は当時金製品を政府が強制的に買い上げており、このようなレトロでカッコイイバイクなど、走っても居なかったのである。そう考えると、技術力の違いに愕然としてしまう。
もちろん、その後日本は立ち直り、世界でも有数のバイクを世に送り出している事はご存知のとおりだ。1939年型ヴィンセント HRD 998cc シリーズA ラパイドには、そんな歴史が詰まっている。
参照元:Bonhams
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