昨今の悲惨な交通事故には心が痛むばかりだ。運転者のモラルの低下が見られるケースもあり、何とかしなければいけない状況だ。少しでも運転者に注意を促したいと言う想いから韓国デザイナー、ハンヨン・リー氏が「バーチャルウォール(virtual wall)」と言う事故防止コンセプトを考案した。
バーチャルウォール(virtual wall)の内容は車が横断歩道に近づき、信号が黄色になると設置された投影機から人の形をしたバーチャルな影を映し出し運転者の注意を促そうと言うもの。逆に危ないような気もしなくもないが、目の前にバーンと影が映し出されたら、無意識にブレーキを踏んでしまうだろう。
あくまでも影なので、無視して突っ込んでしまった場合は最悪の事態となってしまう。バーチャルウォール(virtual wall)をも欺こうとするような輩は免許を剥奪したほうが良い。
事故の抑止力に効果を発揮すること間違いなしだが、現在のところ具体的な製作の話は進んでいない。是非とも実現して欲しい技術である。コンセプトまでバーチャルで終わらせてしまうのは勿体無い。
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