ボルボは内燃エンジン(ICE)のようなナンセンスなものはもうたくさんだと考えているらしい。米国のメディア「Road & Truck」によると、現行のシングルターボとツインターボの直列エンジンが、ボルボの最後のガソリン・エンジンになるとして、遅くとも2019年からは、新しい内燃機関の開発に予算を計上しないという。
ハイブリッドとEVのみでもよりパワフルになるボルボ
したがって、来年からはガソリン・エンジンのみを動力とする、新型車や改良モデルが発表されることはなくなるということになり、今後のパワートレインは、マイルドハイブリッド、プラグイン・ハイブリッド、そしてEVのいずれかとなる。ボルボによれば、電動パワーと内燃機関という事なったパワーソースを開発する余裕は我々にはないからだということらしい。それにしても、思い切ったことをスピーディーにやるものだ。どこかの国のメーカーは、もたついている間に取り残されるかも知れない。
しかし、ハイブリッドはよりパワフルなモーターを搭載し、生じたトルクは全てリア・アクスルに伝えられ、後輪寄りの4輪駆動になるとしている。つまり、今後のボルボ車はより安全で、より速く、そしてより楽しい乗り物になるというわけだ。
まずは、2019年から2021年にかけて、ボルボから3車種、ポールスターから2車種の新型EVが登場する予定で、新しい技術も投入される。
参照元:ROAD TRACK
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