航空路線情報サイト「Routesonline」によると、スペインの格安航空会社(LCC)、ブエリング航空は4月1日から英国ロンドン近郊のガトウィック空港とスペインのグラナダ、ア・コルーニャ、マラガ、メノルカ島、セビリアを結ぶ5路線を開設します。
グラナダ線とア・コルーニャ線では他社と競合せず
今春以降、ロンドン(ガトウィック)とスペイン南部のグラナダ間に直行便を飛ばすのはブエリングのみとみられます。便数は週3往復(火・木・土)。運航日以外にイスラム王国のアルハンブラ宮殿があることで有名なグラナダへ向かうにはバルセロナなどで乗り継ぐ必要があります。
ロンドン(ガトウィック)とスペイン北西部のア・コルーニャ間も競合する航空会社は存在しません。便数は週4往復(月・水・金・日)。大西洋に面し、2000年の歴史を有する灯台「ヘラクレスの塔」があるア・コルーニャまでのフライト時間は2時間です。
マラガやセビリアを目指す人に新たな選択肢を提供へ
ブエリングはロンドン(ガトウィック)=マラガ、メノルカ島、セビリア線ではブリティッシュエアウェイズ(BA)、英国のLCCイージージェットと競合することになり、4月以降にロンドンとスペインの観光・リゾート地間の移動を予定している旅行者はフライトの選択肢が増えます。
BAとイベリア航空の姉妹会社でもあるブエリングは2月末現在、ロンドン(ガトウィック)とスペインのバルセロナ、ビルバオ、サンティアゴ・デ・コンポステーラを結ぶ直行便を運航中です。人気路線であるロンドン=バルセロナ線の便数は週15往復に上ります。
<参考元>ROUTES
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