10月1日、フォルクスワーゲンはパリモーターショー14のプレビューイベントにおいて、「XLスポーツ」を初公開した。
ベースは100km/Lの超低燃費車「XL1」
XLスポーツは同社の低燃費車「XL1」をベースにしたコンプトカーだ。「XL1」は、800cc2気筒ディーゼルエンジンにモーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせたハイブリッドシステムを採用したモデルで、すでに欧州にて市販されている。
車両重量は795kg、空気抵抗係数のCd値は0.189、50kmのEV走行が可能で、欧州複合モード燃費は100㎞/0.9ℓ、つまりリッター100kmという低燃費性能なのだ。
「XL1」の関連記事:Green Car Reports
ドゥガティの200psエンジンを載せてみた
XLスポーツは、ただのエコカーじゃ面白くないと考えたVWが、パフォーマンス向上のために、2年前にアウディ傘下になった2輪車メーカー、ドゥガティの「1199スーパーレジェーラ」のV型2気筒エンジンを搭載した。
200Psのパワーに7速デュアルクラッチDSGを組み合わせ、0-100km/h加速5.7秒、最高速度270km/hを可能にしている。
可愛らしいルックスのエコカーが、立派なスポーツカーに成長した姿は、せっかくの低燃費車を台無しにしてしまったのか、あるいはエコカーもスポーティーでなければと思うのか。パリモーターショーの来場者の反応が気になる。
参照元:Car Magazine
この記事をシェア