発展途上国へ配布、水を運ぶ軽量バックパック

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水を運ぶ?と言うと私達にはあまりピンと来ませんがインフラが整備されていない発展途上国では給水車から給水された水や、川や海から汲んだ水を家まで運び、生活用水や飲料水として使用しています。 水を入れる容器は劣悪な物もあり、雑菌が混入してしまい体に悪い影響を与えてしまったり、水の重さから重労働となり人々の生活に負担がかかっています。

その対策として考え出されたのが「WaterWear」です。WaterWear水を20リットル入れることの出来るバックパックです。素材は軽量で耐薬品性、耐熱性に優れたポリプロピレン不織布を使用しているので非常に衛生的で、軽量の為持ち運びも便利です。注ぎ口も付いていますので、使用する際に雑菌が混入する心配もありません。

WaterWear昨年テストを兼ねてハイチに約2000個配布され、好評を博しました。今後更に発展途上国へ配布する予定です。また緊急災害国への配布も検討しています。途上国や災害国の苦しみをまさしく水際で阻止する作戦です。

Back The Pack from David Darg on Vimeo.

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