コーヒーテーブルやダイニングテーブルは、セレブなお宅でこそ大理石でできたものを見かけたりもするのでしょうけど、一般的には形は四角、長方形、もしくは丸、そして木製かガラス張りのものですよね。
ところが、植物学と環境科学を勉強した自然が大好きだという若きデザイナー&工芸職人のWayward Grain氏が作り上げたのは、従来のテーブルからは大きくかけ離れた、彼の自然に対する想いがぎゅぎゅぎゅっとつまったなんともおシャレで自然界の色々な命が吹き込まれたテーブルです。
木々の重み、川のせせらぎ、鳥のさえずりが感じられませんか?
彼のセンスがキラリと光る色使いにまず目が奪われます。そして、丁寧に丁寧に自然のことを考えながら何層にも重ねられたこのテーブルの素晴らしいデザインに心が奪われます。
レッグとフレーム、そしてテーブル面には、カエデ科のプリズムメープルやクルミの木、チェリーやコーヒーナッツの木などが使用されていて、木そのものの自然なカラーコントラストが良いアクセントになっていますが、テーブルのちょうど真ん中部分には、川が流れ行くようなイメージで透き通ったエメラルドグリーンのガラスが張られています。
コーヒーテーブル、ダイニングテーブル、エントランステーブルとセットで揃えたい(無理だけど!)
川の部分は、穏やかな水の流れを想像させるものもあれば、水の勢いが激しい川を想像させるような蛇行の多いものも。また、木の切り口もわざと荒い部分を残して自然の生きる姿を表現しています。
見れば見るほどため息が出る美しさで上質・上流な家具ですが、これだけ手のこんだ製品ですから価格設定もしっかり上流です。コーヒーテーブルは一台なんと5,000米ドル!デスクも7,500米ドルとなっています。100万円近いデスクで仕事をする気持ちを一度でもいいから味わってみたいですね。
この記事をシェア