あなたは手を少し動かすだけで、室内の明かり、TV、スピーカー、ドア、コーヒーマシン、カメラ、カーテン、ロボットアームなどを思い通りに操作できます。
香港発の『ウェラ(Welle)』は手のひら・指先の簡単な動きを探知することで、Bluetoothに対応する自宅や会社のハードウェア・ソフトウェアの操作が可能になるハイテク機器です。
指でなぞった表面がインターフェースに。
手のひらサイズの『ウェラ』は、ソナーと高感度のタッチレス・ジェスチャー・コントロールアルゴリズムにより、置いたところから近くの平らな表面を指でなぞると、どんな表面もキーボード、タッチパネル、スイッチといったインターフェースに変わります。
ソナーの原理は、超音波を発射し、ターゲットからの反射波を捉え、そのターゲットを探知するというもの。ハイテク機器が採用する超音波技術は手のひら・指先の動きを探知することに加え、探知範囲の拡大、光条件に対する耐久力の向上、電力消費の低減を実現しました。
料理中の着信はキッチンに触るだけ。
指先で繰り出せる“魔法”がどんなものかを見ていきましょう。リビングルームで本を読んだりお茶を飲んだりしている時、室内の温度が気になったら、テーブル表面にある『ウェラ』のすぐ近くを指で上下になぞると、サーモスタットの調節ができます。
キッチンのワークトップでタブレット、スマホ、ハイテク機器に囲まれながら野菜を切っている時、スマホに着信があっても、スマホを持つ必要はありません。ただワークトップにタッチすればいいのです。あなたの生活を便利にする“魔法”で出来ることは今後どんどん増えていくでしょう。
参照元:kickstarter
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