
睡眠の質を高めたい人は試してみる価値があるかも。米国発、体に身に付けることなく、入眠も心地よい目覚めもサポートできるスリープテック「Wethm Sleep Enhancer」の先行販売プロジェクトが9月末、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で成立しました。
シートからの穏やかな振動でリラックスへ
「Wethm Sleep Enhancer」は円盤型コントローラーと生体センサー入り細長シートからなります。コントローラーとシートはコードで繋がっています。使い方ですが、まず睡眠追跡とアラーム設定を専用アプリで行えるように、スマホとコントローラーをWi-Fiで接続します。
それからセンサー入り細長シートをベッドのシーツの下、ユーザーが寝る時の胸(背中上部)付近に入れます。シートはベッドサイドテーブルに置く本体と連携し、入眠や心地よい目覚めへと導く「穏やかな低周波振動」を体に加え、体をリラックスさせます。
振動で気持ちよく起きられる睡眠状態へ
「Wethm Sleep Enhancer」はやかましいアラームではなく、スマートアラームを搭載しているのも特長の一つです。睡眠状態は「レム睡眠」「浅い眠り」「深い眠り」に分類されますが、スマートアラームは穏やかな振動で気持ちよく起きられる「浅い眠り」の状態へと誘います。
アプリで確認できる全体的な睡眠、睡眠負債、心拍数、呼吸数、温度、湿度、騒音レベルを基に、穏やかな振動を調節することも可能なスリープテックのプロジェクトは最終的に629人から7.2万ドル(約1080万円)を集めました。一般販売に期待しましょう。
<参考元>Kickstarter
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