「いつも疲れてるような気がする」。もちろん様々な理由があると思います。ストレスだったり、忙しかったり、ご飯がろくに食べれていない状態だったりしますよね。
まずは、2~3週間生活リズムを変えてみましょう。いつも以上に睡眠時間をとって、そして気分転換をして、良い食べ物をとり、水分をいつも以上に摂取し、必要ならばビタミン剤を飲んでみる。お酒を飲む方は少し量を減らしてみる。
それでも改善しない場合はこれから上げる病気の可能性があるので、一度病院に行ってみたほうが良い場合があります。
「疲れ」サインが出す7つの症状
1.貧血症
あまりよく知られてませんが、貧血症から寝つきが悪くなったり、集中力が持続しない、心拍数が高い、胸に痛みが走ったり、頭痛がしたりということも引き起こします。
2.甲状腺疾患
頻脈(ひんみゃく)、発汗、やせ、いらいら感、下痢などの症状が出現します。心臓の機能が亢進するため動悸(どうき)を覚えますが、動脈硬化があると不整脈を生じます。
3.糖尿病
すい臓で作られるインスリンというホルモンの作用不足により、慢性的に高血糖になった状態を糖尿病といいます。
インスリンの分泌量の不足や、その働きが悪くなると、栄養分が細胞の中に取り込まれなくなり、血液中にブドウ糖などの量が増え、長期間高血糖状態が続くと、腎症や網膜症、神経障害などの合併症が起きる場合があります。
4.うつ病
“物事に対する関心や取り組む意欲が失せて何もする気が起こらない状態が一日中ずっと、ほとんど毎日、2週間以上にわたって続いた状態”をさします。
また、「眠れない」「食べられない」などさまざまなつらい症状も伴うため、日常生活に大きな支障を来したりするようになります。
5.リウマチ性関節炎
免疫が主に手足の関節を侵し、これにより関節痛、関節の変形が生じる代表的な膠原病の一つで、炎症性自己免疫疾患です。しばしば血管、心臓、肺、皮膚、筋肉といった全身臓器にも障害が及ぶことがあります。
6.慢性疲労症候群
主な症状としては、頭痛、筋肉痛や関節痛、体のだるさ、注意散漫などを引き起こします。
7.睡眠中無呼吸症
主に口、鼻の気流が10秒以上停止することを無呼吸、10秒以上換気量が50%以上低下することを低呼吸といいます。サインとしてはいびきがひどかったりすると、注意が必要です。
以上7つの落とし穴があるので、「ただ疲れているだけ」で片付けずに、あまりに疲れが取れないようならお近くにお医者様にご相談してみるのもいいかもしれませんね。