アラブ首長国連邦(UAE)の格安航空会社(LCC)、ウィズエアー・アブダビは12月15日からアブダビ国際空港とロシアの首都モスクワ近郊に位置するブヌーコボ国際空港を結ぶ直行便を週4往復(月・水・金・日)で開設します。フライト時間は約5時間半です。
モスクワ行きの格安フライトは2月から1日1往復に
アブダビとモスクワ(ブヌーコボ)間に定期便を飛ばす航空会社は12月1日時点で存在しないため、ウィズエアー・アブダビの進出はアブダビからモスクワ近郊の国際空港まで格安で行きたい旅行者には朗報です。主に国内線が発着するブヌーコボ空港からモスクワ中心部までは空港アクセス鉄道を利用すると35分で到着します。
ウィズエアーは12月1日現在、本拠を置くハンガリーの首都ブダペストとモスクワ(ブヌーコボ)を結ぶ直行便を毎日運航中です。アブダビ=モスクワ直行便も来年2月から1日1往復に増便されます。さらにハンガリーのデブレツェンとモスクワを結ぶフライトも今冬再開されますが、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染状況次第で運航計画が変更される可能性があります。
アブダビネットワークに旧ソ連の都市が相次ぎ加わる
ウィズエアー・アブダビが初便を飛ばした1月以来、ウィズエアーのアブダビネットワークは約30都市まで拡大しました。12月からはアゼルバイジャンのバクー、来年3月からモルドバのキシニョフ行きのフライトが開設され、旧ソ連の国々を目指す旅行者は大きな利便性を手に入れることになります。ただ上述した通り、オミクロン株の出現で運航計画に変更が生じるかもしれません。
参照元:Wizz Air
この記事をシェア