中東欧路線を中心に運航している格安航空会社(LCC)のウィズエアーは2月からイタリアのローマ発着5路線、6月からは中欧の空の玄関口であるオーストリアのウィーン発着2路線を順次開設します。
ローマ発着8路線の増便も実施へ
ウィズエアーはイタリアのローマ(フィウミチーノ)とアゼルバイジャンのバクー、アラブ首長国連邦のアブダビ、ルクセンブルク、スペインのカステリョン、クウェートを結ぶ路線を開設します(アブダビ線以外は5月以降)。1月時点でローマ=バクー、カステリョン線を運航する会社はありません。
ウィズエアーのローマネットワークは今夏、66路線まで拡大します。そのうち8路線では増便を実施し、アルメニアのエレバン線は週7往復、チェコのプラハ線は週9往復で運航されます。ウィズエアーはイタリア国内で存在感を増しており、同国市場で第三勢力となっています。
ウィーン発着5路線の拡充も実施へ
ウィズエアーは6月からオーストリアのウィーンとクウェート、スペインのビルバオを結ぶ路線で運航を始めます。便数はどちらも週2往復(火・土)です。ウィーンとスペイン・バスク地方の中心都市ビルバオをたった2時間45分で結ぶ手段は1月時点では他に存在しないとみられます。
既に開設されているウィーンとポルトガルのマデイラ島、サウジアラビアのリヤド、アルメニアのエレバン、フランスのニース、イスラエルのテルアビブを結ぶ5路線は6月から増便されます。マデイラ島線は週2往復、エレバン線は週5往復にそれぞれ拡充されます。
<参考元>wizz
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