ゴンドラといえば、スキー場で山頂まで登るためのゴンドラと遊園地の観覧車にぶら下がっているゴンドラくらいしか思い付きませんが、私の想像を遙かに超えたゴンドラが開発中のようです。その名も「World View’s Space Gondolas (宇宙ゴンドラ)」といいます。何と地球の大気圏と宇宙の境界線まで昇ってしまおうというゴンドラなのです。これをゴンドラと言っていいのか。むしろ宇宙船と言うべきではないでしょうか。
米アリゾナ州の開発会社によれば、特殊な熱気球でもって、10万フィートまで上昇するというのです。その眺望はおそらく見た人の人生を変えてしまうのでしょう。何といっても地球を外から客観的に見ることができて、さらに宇宙を手に取るように見ることができるわけですから。
World View’s Space Gondolasの乗船費用は75000ドル、日本円にして約750万円。これを高いとみるか安いとみるかは人それぞれでしょう。意外と安いという印象もあります。2016年には米国各地からの打ち上げを予定しているとのことです。ちゃんと帰って来ることができるのかどうか少しだけ不安もありますが、もうすぐリッチなゴンドラ旅行を楽しむことができそうです。
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