初めてWiiで遊んだ時のワクワク感といったら。プレイステーションでウイニングイレブンぐらいしかやらない私。久しぶりのマリオカートは非常に楽しめたのだが、やはりチョコバーのようなコントローラには慣れずじまい。結局のところ、クラシックコントローラを使用。十字ボタンとA・Bボタンの配列はまるでDNAに刻まれているようだった。
現在はスマートフォンでゲームを楽しんでいる人が少なくない。美しいグラフィックのゲームをタッチパネルに触れながらプレイする姿には時代の流れを感じる。一方で“昔”に慣れている人には扱いづらいのではないか。扱いにくさやとっつきにくさを解消してくれるのが『WynCASE』だ。
WynCASEは「ゲーム用ボタンが付いたiPhoneケース」と呼ぶべきか。iPhoneやiPod Touchに対応。クラシックな仕様なので、操作が分かりやすくなっている。レーシングゲームのプレイ時、タッチパネルを触ることで画面が見にくいと感じる人もいるだろうが、そうした弊害も解消される。
進化を恐れていては発展など見込めない。逆に「古き良きモノ」を受け継いでいくことを否定すべきではない。だからこそWiiのクラシックコントローラは需要があったのだと思う。Kickstarterで寄付を呼び掛けているWynCASEは日本での需要もあるはずだ。予定販売価格は35ドル(約3000円)。
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