ヤマハと聞いて、楽器を思い浮かべるかバイクを思い浮かべるか。もちろん、両部門とも世界にその名を轟かせているのは間違いのだが。
楽器と発動機がタッグを組んだバイク
スポーツ部で言えば、ラグビーの「ヤマハ発動機ジュビロ」と「ジュビロ磐田」はバイクのヤマハ発動機の管轄で、都市対抗野球大会などに出場している野球部は、日本楽器の流れを組んだ楽器のヤマハが管轄している。
なので、一口にヤマハと言っても様々な切り口がある。会話の中で「それどっちのヤマハ?」なんていう会話も聞こえるほどだ。
そんな両ヤマハがタッグを組んで開発したのが「ルート(Root)」である。何やら奇抜なスタイルをしており、どこに座るかもよくわからないが、ヤマハによるとこのデザインは馬をイメージしたそうで、「人と自然と乗り物の一体感」表現したとのことである。
ルートはフランスで3月12日から4月12日まで開催中の「第9回サンテティエンヌ国際デザインビエンナーレ2015」に出展され、高い評価を得ているようだ。
残念ながら、ルートに乗り込むとトランペットの音が流れるとか、ドラムロールが奏でられるとか、そういうことはないらしい。そのような企画も実現してほしいものだ。
参照元:designboom
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