このトラクターのようなイカしたサイドカーは「ヤマルサイドカー(Ural Yamal Limited Edition Sidecar)」だ。製造したのはロシアのメーカー「IMZ・ウラル」。第二次世界大戦中は軍用車両を製造していたIMZ・ウラルがロシアの軍用原子力砕氷船「ヤマル」をモチーフに作ったサイドカーなのだ。
ボディは完全防水性で、雨だろうが雪だろうが雹だろうがビクともしない。さらにオレンジのイカしたボディには鮫の歯のデザイン入り。これは氷原で遭難した際に目立つようにオレンジを採用したとの事だ。
排気量は749ccでエンジンは40馬力。公道だろうが氷上だろうがガンガン進めるよう、タイヤは不整地用ブロックパターンタイヤが装着されている。力強いエンジンとタイヤ、そして頑丈なボディ。この三つが組み合わさる事により氷上をもぶっ飛ばせるモンスターサイドカー、ヤマルサイドカー(Ural Yamal Limited Edition Sidecar)が誕生したのだ。モンスター?怖い・・と思うかもしれないが前輪にはBrembo社製ブレーキがついているので安心である。
MZ・ウラルが製造したヤマルサイドカー(Ural Yamal Limited Edition Sidecar)なら道なき道を邁進する事が出来るだろう。BGMはもちろん「ウララ・ウララ・ウラ・ウラで~」だ。限定50台。迷っている暇はない。パッと狙い撃ちだ。
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