自宅や職場が突然の停電に見舞われた時に備え、キーチェーンやウォレットチェーンに付けてみてはどうでしょう。世界最小のLED懐中電灯『YSMART』の商品化プロジェクトが12月、米国のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」「Indiegogo」で相次いで公開されました。
マグネット付き、停電中でも両手を使っての作業が可。
LR41ボタン電池3個で動く『YSMART』の良いところは、キーチェーンに取り付けてもかさばらないほどのコンパクトさにあります。キーチェーンなどからサッと取り外し、底部のつまみを90度回せば、足元の少し先まで照らせる80ルーメンの光が放たれます。サイズは長さ25ミリ×幅10ミリで、筆者の小指の半分ほど。重さも10円玉1枚と同じ4.5グラムしかありません。
『YSMART』はつまみにマグネットが埋め込まれているので、金属にくっつきます。停電時はノートパソコンの一部分、テーブルの脚、ペン立て、冷蔵庫、電子レンジなどに取り付けましょう。極小のLED懐中電灯があれば、停電中でも両手を使っての作業ができます。連続点灯時間は約10時間に過ぎませんが、非常時のみに使うと考えれば十分でしょう。
驚くほど小さな懐中電灯、誤飲に注意が必要。
英国発の『YSMART』商品化プロジェクトは「Kickstarter」と「Indiegogo」の両方で目標額の調達に成功しました。もし日本の家電量販店の災害対策コーナーにあれば一定の人気を獲得しそうです。ただ、子供の誤飲に注意する必要があるでしょう。GIGAMENは驚くほど小さなLED懐中電灯の今後の展開も注視していきます。
参照元:INDIEGOGO
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