世界最高級車&スーパーカー対決2014 ベストテン 5位から1位の発表です。
対決映像には大人の事情があるという。
多くの対決映像は、どっちが速いのかという純粋な疑問に答えるために製作されますが、中にはなんらかの都合や意図を持って作られることがあります。そんな大人の事情満載の映像を選んでみました。ま、面白ければ何でもありですけど。
第5位 どっちがどっちか良くわからないソックリさんの英国車対決。映像制作者は米国人。
「アストンマーチン」と「ジャガー」といえば、ともに英国を代表する高級スポーツカーメーカーだ。両社のフラッグシップモデル対決で真の英国No1を決定する勝負だ。あくまで英国のだが。
出場選手は「アストンマーティンV12ヴァンテージS」と「ジャガーXKR-S GT」。スピードだけじゃなく、公道でのテストも行い高級車ならではの比較もする。2013年12月「モータートレンド」の公式サイトで公開された。
しかし、その結果には疑問がある。恐らく、この米国のメディアのみなさんは、どっちが「アストン」で、どっちが「ジャガー」か区別できなくなったはずだからだ。
第4位 映像製作者の意図がミエミエだとしらける勝負。
中国の自動車メーカー「BYD」はハイブリッドカーで躍進中。今回は日欧米のさまざまなクルマと加速勝負を行った。出場する車種はまず「BYD Qin」。1.5Lターボプラス電気モーターでトータル303psというハイブリッドセダン。
対するはVWの「シロッコ」「パサート」「ゴルフ」、そして「フォード・フォーカス」「ミニ・クーパー」。日本からは「ランエボⅧ」「スバルBRZ」「フェアレディZ」というよくわからないセレクト。
結果は・・・クロームピカピカの「Qin」を注目してみましょう。
第3位 主催者の都合で結果は作られる世界。
次の対決映像は日差のEV「リーフNISMO RC」VS同じく日産の「GT‐R」そして「アルティマV8スーパーカー」という対決。後者はオーストラリアで人気のカテゴリーである「V8スーパーカーレース」に出場するモンスターマシンだ。
ハンデキャップをいっぱいもらう「リーフ」と、遠慮しまくりの日産車同志のまったく迫力のない対決をご覧ください。
第2位 映像製作者の都合でも結果は変えられない勝負もある。
昔からよく行われているのが、クルマ対飛行機の対決。今回はクルマを代表して、インフィニティ・レッドブル・レーシングのF-1マシン「レッドブルRB7(2013年のチャンピオンカー・・多分)」と、航空機代表はオーストリア空軍の誇る戦闘攻撃機「F/A‐18ホーネット」だ。
ドライバーには2014年新しくインフィニティ・レッドブル・レーシングのドライバーとなった、オーストラリアの若手「ダニエル・リカルド」選手。パイロットはオーストラリア空軍の「マイケル・カイトリー」大尉だ。
対決場所は飛行場の滑走路。スタンディングスタート方式の勝負で行われた勝負の結果は・・・。
ちなみに制作はレッドブルである。
第1位 映像製作者の都合で結果も変わる勝負の世界。
さて栄えある1位はこちら、世界最速のオープンカーを決める4/1マイル(ようするにゼロヨン)対決の映像。参加メンバーは「ランボルギーニ・ガヤルド」「シボレー・コルベット」「ポルシェ・カレラ」「ロータス・エリーゼ」そして我が国が誇るオープンカーの「マツダMX-5(ロードスター)」だ。
ロードスターに頑張ってほしいところだが、どう見ても分が悪い。クラス違いもいい加減にしてほしいラインナップだ。ところが運が味方したようで、スタート直前に激しい雨が(んー・・スタート地点だけに何故雨が?)。
ルールにより完全にルーフを閉じてからスタート出来ることに。ロードスターはもちろん電動トップのため、12秒でスタートする。さて結果はいかに。
ちなみに製作したのはマツダカナダです。
いかがでしたでしょうか?
以上、GIGAMEN的 世界最高級車vsスポーツカー対決2014 ベストテンでした。
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